| 1868年の神戸港の開港とともに、海外との玄関口として発展してきた兵庫・神戸。古くから多くの華僑の方々が移り住み、地域の発展を支えてこられました。長年にわたり、神戸華僑と兵庫県民の交流の懸け橋として、両者の発展に貢献してこられた日華実業協会の皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。
今年は、兵庫県と中国・海南省が友好提携を締結してから35年という節目に当たります。1990年以来、兵庫県と海南省は教育、経済、観光など多岐にわたる分野で交流を進めてまいりました。中でも、将来を担う若い世代を対象とした高校生交流は、高校生同士が互いの文化に触れ、意見を交わすことで、国際的な視野の広がりを育むとともに、両地域の相互理解と友情を深める重要な取組として続いてきました。
また、今年4月から10月まで半年間にわたって開催された「2025大阪・関西万博」の期間中、万博会場の中国館では、「海南ウィーク」や「広東ウィーク」など、中国各地域の文化や経済の魅力を紹介する特別週間が展開され、両省から多数の企業関係者が経済訪問団として関西にお越しになりました。この機会を捉え、訪問団を兵庫県にお迎えして経済交流イベントが盛大に開催されるなど、経済交流や人的往来の活発化が進んでおり、県としても、この流れを活かし、一層の友好交流の促進に努めてまいります。
さらには今年4月、神戸空港で国際チャーター便が就航し、南京・上海をはじめ、アジアの諸都市との間で週40往復の便が就航するなど、神戸の空の玄関口としての機能が大きく拡充されました。
初便がほぼ満席となって以来、旅客数は好調で推移しており、今後の国内外の往来の増加や、地域の活性化などが期待されるところです。
これまで、互いの顔の見える交流を積み重ね、人と人、地域と地域の理解と信頼を育んでこられた神戸日華実業協会の皆様には、この絆を次世代につなげていくため、今後も変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
最後に、日中両国のさらなる友好と神戸日華実業協会のますますのご発展、会員の皆様のご健勝とご活躍を心からお祈りし、あいさつといたします。
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