神戸日華実業協会  
イベント研修レポート社会貢献日華実業協会  
   
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黄土高原緑化の現状   NPO法人黄河の森緑化ネットワーク
 

榮 本年度も貴協会よりチャリティ金をいただき、有難うございます。
現在、日本から中国各地に多くのNPOや各種団体が出かけ、砂漠化防止に向けて植林に取り組んでいます。黄河の森緑化ネットワーク(略称KFG)は、黄土高原の西端にある甘粛省蘭州市で、緑化協力に取り組んで7年目になります。
第1期緑化支援(2002年〜2006年)に続き、第2期では三井物産環境基金から、これまでの活動成果と今後の計画が認められ「中国黄土高原西端の蘭州における緑化推進の技術向上の協力とボランティアの育成」の事業に対して助成を受けることができました。事業期間は2007年7月〜2010年6月までの3年間で事業費総額は1750万円、そのうち三井物産環境基金から1035万円が助成されます。

 
その事業内容は、
@ベニスナの植樹
植樹は、その地方の自然環境と生態系に沿った樹種の選択が大切です。蘭州の年平均降水量は400o以下で一方蒸発量は1500oです。第1期で植樹したコノテガシワは天然雨水だけでは高木を育てることは難しく、生長するほど水消費量が増し、それに伴い人工潅水によるコストが増大する。
それ対し自生種のベニスナは、成長しても1.5メートルほどにしかならないのですが、乾燥地に強く被覆性に富んでいますので、早期に地表面を覆うのに適しています。
第2期では、樹種をベニスナに変更しましたが、現地は30度〜40度の急斜面地で、ポットに播種して育てたポット苗を運び上げての植栽で、斜面の上り下りに苦労をしました。
緑化活動  
 

A技術者の派遣
降雨量の少ない土地で、限りある水を出来るだけ有効に使いたいと、考えられた潅水の方法が三水造林です。KFGから森林技術者が年数回、長期間蘭州に滞在し、三水造林の有効性の検討やより望ましい三水造林の開発に取り組んでいます。
また、菌根菌を活用した新たな植栽法・緑化技術の開発ため、現地で試験区を設定し研究に取り組んでいます。

Bボランティアの育成
緑化は単に植栽すればそれですむものでなく、その後の維持管理が大切ですが、とかく植栽後の管理が疎かにされがちです。そこで、現地の学生・市民が主体となって自発的に緑化に取り組むとともに、植栽後の管理保護が持続的に行われるようにと、ボランティア団体の育成を目指しています。そうして、植栽後の維持管理が行われることにより、生存率や成長率が向上し緑地の増加が見込まれます。

 
   
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